Press Release プレスリリース

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21世紀も四半世紀が過ぎました。次の四半世紀に向けて動き出していますが、なかなか世界情勢の緊張感は和らぎません。

生乳自主流通を取り巻く情勢も目まぐるしく変化しています。

気候の急激な変化、急速な温暖化による需給の格差。

加工原料乳補給金制度の見直し。

自主流通組織の多様化等々。

加工原料乳の法改正後、既に8年が経過しますが、業界として落ち着く様相はまだ見えません。

自主流通を選択していただいた方々の希望は叶ったのでしょうか?

酪農業界の置かれている状況は為替レートの低迷もあり、生産コストの高止まりは以前続いています。なかなかコストが売価に反映されて来ない・・・現実があります。

法改正前4万トン/年間だった取り扱い乳量は17万トン/年間(※)を超えました。酪農業界に自由な多角的出荷を求める強い要望があった事は確かです。MMJは常にその中心的位置にあります。

法改正後、多くの酪農家が北海道、都府県で自主流通を選択して、その主たる生産物“生乳”の販売先を指定団体から自主流通に移してきました。その結果、業界全体としての販売価格の底上げや、酪農家個々への情報開示がなされました。

それでも農畜産物の中で生乳ほど流通変化のない品目は他に無いように思います。今でも9割以上の生乳が指定団体経由で委託販売されています。これは主要農畜産物の中で他にありません。

気候の温暖化による酪農への影響は乳量の不均衡だけでなく全国的な繁殖の偏り(春産み→秋産み)から繁殖の不均衡に及んでいます。夏の牛乳不足、冬の加工向け増。これは産業として、いずれ大きなコスト増大の元になります。

業界の構造と販売方法の変革が、増大する酪農産業のコスト増加に対応する有効な手段ではないでしょうか。2002年、全国の生乳卸売業でスタートしたMMJは、小売業界とも連携しながら新しい市場開拓に専念していきます。国内はもとより海外の市場までも。

皆様に幸多き一年になりますよう祈念致しております。

株式会社 MMJ 代表 茂木修一

※ MMJの2024年度分