有限会社 藤井牧場 様
有限会社 藤井牧場 様
「開拓者たれ」を経営理念に掲げ、酪農と地域資源の開拓によって社会貢献をすることを会社の目的としております。いち早く認証を取り、先進的に事例を作ってモデルになることも社会貢献の一つです。そして、何より大切なのは品質です。農場HACCPの取得後は大きな事故もなく安定的に生乳を出荷できるようになりました。形だけの認証ではなくしっかりと機能しているからこそ、このように品質が維持できています。どこの牛乳を購入しても同じ。安ければいい。それでは意味がありません。消費者がいてこその生産者です。より良いものを生産し、消費者の方に選んでもらえる、価値を認めていただける、そのために品質を担保する取り組みでもあります。
乳業メーカーと流通を超えてお付き合いできるようになり、自社の牧場がある北海道と本州の情報に隔たりが少なくなりました。需給のギャップに関する情報もまたその一つです。 MMJとお付き合いをするようになってから、北海道にいながらではわからなかったことを知るようになり、情報の部分で風穴があいたように感じられます。
それぞれのお客様に特化した牛乳をお届けしたいという思いがあります。牧場の分場化を掲げており、牧場単位でオンリーワンの牛乳の製造を目指します。どれも他の牧場には作れないような付加価値で差別化を図りたいと考えています。A2ミルクの生産もその一つとして取り組んでおります。そして、メーカーとの商品開発にも取り組み、メーカーの求めるものに合わせて牧場側もレベルを上げ、付加価値のある製品を一体となって作っていきたいです。
牛乳はただの生産物ではなく、食卓に上がる食べ物として責任をもって届けていきたいと思っております。現状まだまだ酪農家と消費者の間に距離を感じていますが、自主流通をす ることでようやく身近に感じられるようになってきました。酪農家が作りたいものを作って売るのではなく、お客様が求めるものを知るための努力をしていきたいです。その取り組みを MMJと一緒に取り組んでいけたらいいなと思っております。
MMJ契約酪農家の生乳は本社品質管理室に搬送され、検査を行います。 最新の機械とシステムを導入し、生乳の品質を細かくデータベースにまとめ、酪農家へのフィードバックを行っています。
本州への海上輸送の中継地点である北海道苫小牧市に、MMJの品質管理センターがあります。北海道各地から輸送される生乳を牧場から出荷したその日に乳成分、細菌数、体細胞数、風味の検査を行い、品質を確認します。
北海道品質管理センター長の嘉島です。北海道品質管理センターでは、各牧場から集まるサンプルを素早く正確に検査を実施して、牧場の方々の飼養管理に役立つように検査結果をお伝えしております。時には牧場を訪問し、牧場でのお困りごとの聞き取りなどをして皆様方のお役に立てるように努めておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
タンクローリー車、ソフトタンクコンテナ車、単車ローリー車など様々な車両を駆使し、牧場から乳業メーカーまで、新鮮なまま生乳を運搬します。運送会社との確固たる協力関係により高い機動力を発揮し、各地域での最適な輸送体制を構築します。
運送会社は生乳を運ぶだけではなく、品質維持を支える大切なパートナーです。悪天候の時も供給し続けた実績、大きな信頼があります。
LINE WORKS を使い、酪農家と衛生管理等のコンタクトをスムーズに行っております。 おなじみのLINEのように、トーク画面で会話をするだけで簡単に衛生管理台帳が作成できます。安全で清潔に、手順通りに作業を行っているかが主な項目です。 スマートフォン片手に牧場内を巡回しながら該当箇所のチェックをすることが可能です。写真添付項目もあり、万が一問題が発生時した際は原因究明がスムーズに行われ、品質保証として自身の牧場を守るためのツールにもなります。
2021 年7 月に北海道苫小牧市で集乳車両洗浄設備を開設しました。自社でローリーの洗浄を行うことで、徹底した衛生管理体制を整えます。MMJ の目が行き届いた衛生管理で品質の保証をしていきます。