MMJでは、お客様に安全で美味しい生乳をお届けするために、徹底した品質管理をおこなっております。MMJの一貫した品質管理により、牧場から工場に届くまでの迅速なトレーサビリティーを実現しております。
MMJでは、限られた契約生産者の生乳のみ取り扱っているため、一年を通して安定した品質の生乳を供給できます。
※2022年実績
契約酪農家ごとの乳成分検査はもちろんバルク乳スクリーニング検査に加え、年に一度の残留農薬一斉分析と放射性物質検査も行っております。
全国各地の良質な生乳を取り扱っておりますので 産地などをきめ細かくお伺いし最適なご提案をさせて頂きます。
MMJでは酪農家・乳業メーカーとの長年のネットワークを生かし、 様々な商品のご提案が可能です。
下記のようなお悩みやご要望をお持ちの場合は、MMJにお任せください。
既存のメーカーで、牛乳の供給量が足りない場合
欠品対策や安定供給のため、調達先を増やしたい場合
産地限定など、他にはない差別化された商品を開発したい場合
その他、いつでもご相談を承っております。
「別海町は生乳生産量日本一なのに、知名度がない。別海の名を冠した牛乳をなんとか作れないか。」 2014年、別海町の酪農家からMMJのもとにそんな依頼があった。確かにその当時、本州に別海という名の牛乳や乳製品は売っていなかった。 上京した酪農家の子供が、自分の出身地を言っても、誰も知らないと嘆いたという。 2015年、そんな酪農家の切実な願いをかなえるべく、MMJ は農家の夢を実現させること を約束して日量30tの生乳の契約をした。 別海の名を冠した牛乳を商品化し都府県に、さらには海外までも販売していく、という目的のもと別海町から MMJに初の出荷が挙行された。
2016 年、MMJ の販売先のひとつである富士乳業 (山形)に 30t の受け入れタンクを増設し、「別海のおいしい牛乳」の製造、販売になんとか漕ぎつけた。 しかし、当初の小売店の反応はあまり良くなく、「別海」という地名の響きが主婦層に受けないのではないか、「別れの海」はダメでしょうという厳しい指摘もあった。 そんな中でも、その美味しさが消費者の間で少しずつ評判を呼び、固定客は確実にいるという確信はあった。
2017年6月、ガイアの夜明け「再び、巨大 “規制”に挑む! 〜「バター不足」さらなる闇〜」で紹介されると、別海のおいしい牛乳は思わぬ反響を得ることになる。 当時、市販されている北海道の牛乳は一般的な「酪農牛乳」などに比べると20~30 円ほど高かった。そんな中、北海道産であるにもかかわらず一般的な牛乳と同じ値段で売られていて、しかも味が良い商品として紹介され、瞬く間に売れ行きが伸びていった。
ガイアの夜明けの反響が冷めやらぬうちに 群馬県に本社があるスーパーチェーン「ベイシア」から別海のおいしい牛乳のPB化の打診があった。ベイシアと言えば、グループ売上高 年間1兆円以上の大企業だ。PB化の話はトントン拍子で進み、2017年4月、別海のおいしい牛乳がPB商品として販売を開始した。 売れ行きは好調そのもので、PB化してしばらく経つ今も、着実に売れ行きを伸ばしている。 派生商品も多く販売され、シリーズとして消費者に愛され続ける商品となった。 酪農家とMMJ、販売を担うバイヤーの熱意が実り、牛乳の「別海」の地名が関東中に知れ渡った。
販売から3年以上経過した今でも、ベイシアのPB商品「別海のおいしい牛乳」が売り上げを伸ばしている理由、それはなんといっても「美味しい」から。 美味しい生乳を生産する生産者の努力と、お客さんに美味しい牛乳を飲んでもらいたい小売店の想いをMMJが繋ぎ、今では「別海のおいしい牛乳」シリーズはベイシアの看板商品になっています。