• 酪農と乳業をむすぶ生乳売買プラットホーム

組織との闘い
~蒜酪を独禁法などで告訴~

平成7年にはホクラク農協から脱退し、平成8年、農事組合法人蒜山高原牛乳生産組合から蒜山ジャージー農業協同組合となり、 食生活の変化からジャージー乳が注目されたこともあって、参加農家も増えていった。
この年、蒜酪の独占禁止法違反、公序良俗違反、県酪連の委託契約違反等と、それに伴う損害賠償責任を求めて裁判を起こし、 平成16年までの約7年間かけて争ったが、公共育成牧場の利用以外の項目についてはいずれも棄却されるという結果となった。
しかし現在のジャージー農協組合長である楢本氏は、このような裁判を起こすこと自体が、 アウトサイダーに対する不当な圧力を抑止する効果をもたらすと言う。
楢本氏は、落合地区のジャージー飼養農家である。蒜山地区以外の農家を取り込んだことで、ジャージー農協の存在感は格段に増したという。
現在蒜酪以外のジャージー農家は、全てアウトサイダーである。
蒜酪以外のジャージー農家は、辞めるかアウトになるか、どちらかしか生き残る術はなかった。
アウトサイダーになって、ジャージー乳価を設け、ホルスタイン乳と価格差をつけた。
売上の5.5%は、組合費として徴収している。
これまでは、8割以上ジャージー種であればジャージー乳として売れたのだが、 平成16年7月から、全てジャージー種でなければジャージー乳としては売れなくなったため、 現在残っている少数のホルスタインの、ジャージーへの切り替えを進めている。