この奨励金(夏季乳価設定地区)に、増産分に対し 9.8円の奨励金給付)に期待を掛ける農家は多く、ひとによっては単純に約10円、乳価があがると思っている方さえいます。 農水省では脱脂粉乳の在庫が蓄積してこれ以上の増産は大変な事態を招くと言っていながら、さらに増産をあおるような補助金を支給する政策。 需給関係の改善に役立つとは思えないのですが。
今年は春から原乳の不足が騒がれ、どうした事かと心配していましたが、梅雨期に入って落ち着きを見せています。 ただ、今春に限った事ではないのですが、中小乳業が原乳不足に悩まされ、 欠品騒ぎになっている時でも大手乳業の貯乳タンクがいっぱいになるほどの原乳が配乳されているといわれ、配乳の独占が進んでいるようです。
新年明けましておめでとうございます。 原乳市場では夏に続き、クリスマスシーズンでも大変な不足状態でした。 ここに来てようやく平静を取り戻した感があります。 これから年度末にかけ契約更新のシーズンです。