• 酪農と乳業をむすぶ生乳売買プラットホーム

農家が「自主的に自分の生産物である生乳を自分の意思で販売する」
このことを妨害することは法律で禁じられています。
特に指定団体加入の酪農家(インサイダー)が生産する生乳は前述の加工原料乳生産者補給金等暫定措置法により、
国より年間300億円もの補填金を受けています。
さらに、業界カルテルを特例として認められています。
この2点の大きな特権、得点をインサイダー酪農組合は持っている代償として、以下の義務を課されています。

  1. 自主独立している酪農家(アウトサイダー)が指定生産者団体加入を希望するとき、その加入を拒否できない。
  2. 1で加入する酪農家に対し、差別、又は罰則金等を課すことは出来ない。
    生産者としての実績はそれまでの出荷伝票等により証明された場合、生乳生産実績として認められる。
  3. 指定団体に加入している農家が自主的に販売(アウトサイダー)を選択した場合、組合はその組合員に対し、
    生乳受託販売にかかる施設の利用を認めなければならない。

    これら三点に違反した場合、その組合組織は指定生産者団体の資格を解除される。

要するに、法律上、特権、得点を認められているのだから、指定団体を選ばない一般の酪農家には施設の利用は
元より、差別はせず、便宜を図りなさいということです。
法の遵守という点では農協も例外ではありません。行政からは厳重に法の遵守を指導されています。
長年続いたインサイダーの制度の中で、いつの間にか農家の為の法律が曲がって解釈され、
組織のための法律であるかのように思い込まされているようです。
「圧力」見えないお化けのように酪農家からは良く聞くフレーズですが、12年間、私は見たことがありません。

(株式会社MMJ 代表 茂木修一)